〜学校に行く?行かない?多様な学びを考える〜
不登校支援シンポジウム-第2回
令和3年度 小金井市提案型協働事業
不登校の子どもが増えています。 様々な理由で「学校に行かない」ことを選んだ、あるいは選ばざるを得なかった、子どもたち。 その渦中にある親たちの多くは、その子にとって何がベストなのか、 何を指針として子の成長を見守っていったらいいのか、模索し、悩み、苦しんでいます。
「学校に行かない」選択は、間違っているのでしょうか。 いわゆる「学校」以外に、もっと様々な選択肢があってもいいのではないでしょうか。 不登校当事者やその家族、支援者などと多く関わってきた方のお話をお聞きしながら、「学校に行かない」子どもたちのあり方について、教育関係者を交えて考えるイベントです。
2021.8.21(土) 10:30~12:00
場所:萌え木ホール A・B 会議室(定員35名)
対象:小金井市内在住・在勤・在学の方
※後日、アーカイブ配信あり。
第1部
「支援者に学ぶ」
~支援の現場から見えてくるもの~
教育関係者·支援者によるトーク·セッション
不登校支援に携わっているフリースクールや教育関係者などの方々によるトークセッション。
現場の声をお聞きしながら、多様な学びや不登校支援の今後のあり方を考えます。
登壇者
佐藤真一郎(さとうしんいちろう)氏
NPO法人 文化学習協同ネットワーク·フリースクール事業部統括責任者。
1974年、東京都生まれ。法政大学卒業後、99年よりNPO法人 文化学習協同ネットワークに勤務。不登校の子どもたちの居場所「フリースペースコスモ」の専任スタッフを12年間つとめ、体験的な学びの場づくり、居場所運営を経験。同法人の生活保護世帯支援事業担当を経て、2013年より「ねりま若者サポートステーション」の所長に着任。2014年~2017年「世田谷区立野毛青少年交流センター」センター長。2018年から法人のフリースクール事業部統括。
小林 拓哉(こばやしたくや)氏
東京学芸大学 コンソーシアム型研究開発プロジェクト特命助教 1993年、東京都生まれ。東京学芸大学大学院修了後、2017年より株式会社LITALICOに勤務。障害児通所支援事業の指導員として未就学児~高校生の発達支援に従事。同事業の施設長を経て、2020年より現職。子供の貧困、虐待、不登校を研究テーマとし、同大学附属中学校にて実地調査をしている。その他に、発達障害のある子供や不登校の子供の可能性を伸ばすWEBサービス「Branch」のメンターなど、多様な教育実践の在り方を実践的に模索中。
大熊雅士(おおくままさし)氏
小金井市教育委員会教育長。
昭和57年より14年間、都内小学校教諭ののち、東京都立教育研究所電話相談員、小金井市教育委員会指導主事、江戸川区教育委員会指導主事、東京都教職員研修センター経営研修課統括指導主事·専門研修課統括指導主事、葛飾区立住吉小学校副校長、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭、東京学芸大学教職大学院特命教授を歴任。その間、平成13年4月から文部科学省「不登校対策資料」協力者となり、平成15年3月まで務める。
平成26年4月より4年間、小金井市内に於いて、特定非営利活動法人元気プログラム作成委員会副理事長、カウンセリング研修センター·学舎ブレイブ室長となり、不登校児童生徒の支援に携わる。平成30年4月より、現職。
第二回シンポジウム お申し込み
申し込み期間:2021年7月28日(水)〜 8月13日(金)
お申し込み期間は終了しました。
アーカイブ配信
2021不登校支援シンポジウム第2回
支援者に学ぶ・支援の現場から見えてくるもの
配信期間:9月15日(水)〜10月14日(木)
2021不登校支援シンポジュウム第2回支援者に学ぶ・支援の現場から見えてくるもの・
「ココノコ」は、不登校の親たちの悩みを語り、情報交換をする場です。
子どもを地域ぐるみで見守り、みんなで次世代を育む。 そんな優しいつながりを紡ぎながら、子どもたちがもっと自由に教育を選択でき、 多様性を認め合える、そんな社会になったらいいなぁと、ココノコは考えています。
2019 年より小金井市内で、不登校の親が集まり自分たちの思いを話す(放す) 場を月一回開催しています。
これまでの延べ参加人数、約 160 人。